【お客様からのご要望】
当社では、炉体そのものは製作できません。そこで炉体メーカーと一緒に、試作機の開発からスタートしました。
試作機の製作および試運転をひたすら繰り返し、現在ではバッチ炉とコンベア炉のラインナップを実現。
過熱水蒸気だけでワークを加熱しようとすれば、捨てる蒸気も増えて無駄が生じてしまうため、炉体はヒーターを使って温めます。
そして過熱水蒸気はワークを処理する分のみ効率的に供給。過熱水蒸気を炉内に吹出するノズルの形や配置、吹出穴数、吹出方向などなど、ノズル自体に多くのノウハウが潜んでいることが判明しました。
着手時点から、時間は多くかかりましたが、今では炉内の温度分布も非常に良好です。