【ケース02】小流量気体加熱器
解決事例

【お客様からのご要望】

Case02 小流量気体加熱器
「0.1L/min〜10L/minの少ないガスを350℃まで上げたいのですが・・・」
問題点当社がラインナップしている標準品は、数百L/minを想定にしたものなので、要求される流量が小さ過ぎる。標準品を用いたのでは、ヒーター容量を下げても空焚き状態に陥り、大変に危険なので使えない。

解決策

ガスは水などと異なり、熱が伝わりにくいので、ポイントは、流速スピードを上げ、ヒーターの接触面積を大きくすることだと考えました。ガスの流路管を細くすることで充分な流速を確保。
ヒーターは、当社の『シーズヒーター』の中から最も細い、Φ1.8の極細ヒーターを選定し、ガスの流路管へ密巻にすることで接触面積を確保しました。

もう一つ、大事なポイントをクリアしたことで、この製品は完成しましたが、重要な当社のノウハウですので、こちらの解説もここまでにしておきます(笑)