シース熱電対
製品情報

「シース熱電対」は、金属細管中に熱電対素線と高純度の絶縁物を高密度に封入した熱電対です。

「シース熱電対」は、金属細管中に熱電対素線と高純度の絶縁物を高密度に封入した熱電対です。

シース熱電対の特徴

  • 細管仕上
    仕上り外径が細いため、小さな測温物やせまい個所に簡単に挿入でき、しかも高温高圧(350kg/cm2)での耐久性が高い。
  • 感度敏感
    極細細管シースと素線の間隙が少ない上に高熱伝導性の絶縁物が使用されているため、微少な温度変化にも敏感で熱応答が速い。
  • 長寿命
    素線の回りが高純度絶縁物で完全に覆われており、かつシースにより外部との気密が完全に保持されているため熱酸化を防ぎ寿命が長い。
  • 設置簡単
    シース外径が細く柔軟性に富み、最小曲げ半径はシース外径の2倍まで手で曲げることが可能。
シース熱電対の特徴

シース熱電対の標準仕様

シース外径
(mm)
φ0.1 φ0.15 φ0.25 φ0.3 φ0.5 φ1.0 φ1.6 φ2.2 φ3.2 φ4.8 φ6.4 φ8.0
タイプ K E J T K
シース材質 SUS316 SUS316
NCF600
SUS316
NCF600
SUS316 SUS304 SUS316 SUS316
スリーブ寸法
(mm)
φ4×L32 φ4×L32
φ6×L35
φ8×L40 φ10×L50

※素線と補償導線をスリーブ内で接続し、耐熱エポキシ樹脂を充填した構造です。スリーブ部分の温度が120℃以上にならないようご注意ください。
※補償導線の被覆材はビニール(標準仕様)、ガラスクロス、テフロンなど選定可能です。ご相談ください。

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